Laura Guldemondが、2019年から4枚のスタジオ・アルバムを制作してきたスイスのヘヴィメタル・バンド、Burning Witchesのボーカルを辞任すると発表した。オランダ出身の彼女は個人のFacebookページで、「Burning Witchesファミリーと世界中のメタル・ファンへ」と題したメッセージを公開した。
「7年間の素晴らしい年月を経て、心からの決断として、バンドのシンガーを退くことにしました」とLauraはつづった。「この数年間は驚くような旅でした。私たちが成し遂げたすべてのこと、一緒に作った4枚のヘヴィなアルバムを心から誇りに思っていますし、その道のりで生まれた忘れられない思い出をいつまでも大切にします」
さらに「Burning Witchesのこれからの成功を心から願っています。ファンのみなさんには、関わるすべての人のために、この決断を尊重していただけるようお願いします。わだかまりはありません。ビジョンが完全には一致しなくなったとき、変化の時が来るというだけのことです」と理解を求めた。今後については「自分の音楽に全力で取り組み、これから訪れるワクワクするような創作の冒険を受け入れていくのが楽しみです。これは音楽への別れではなく、新しい章の始まりにすぎません!」と語っている。
現時点で、Burning Witches側からの声明や後任の発表はない。
Guldemondは2019年6月、自身のバンドDead Venusに専念するため脱退したオリジナル・ボーカルSeraina Telliの後任として加入した。彼女の参加後、Burning WitchesはNuclear Blastから『Dance with the Devil』(2020年)と『The Witch of the North』(2021年)、2022年2月に契約したNapalm Recordsから『The Dark Tower』(2023年)と『Inquisition』(2025年)を発表。『The Dark Tower』は母国スイスで3位を記録し、バンド最高位となった。『The Witch of the North』はスイスで6位、ドイツで16位、『Inquisition』はスイスで7位、ドイツで26位を記録している。
Guldemond在籍中、バンドは南北アメリカでもツアーを行った。2022年にはThe Iron Maidensとともにアメリカを回り、2023年12月1日にはメキシコシティのLife After Death Horror Festで「The Dark Winter」ツアーをスタートさせ、『The Dark Tower』を携えてアメリカ西部を回った。2025年8〜9月に予定していたアメリカ・ツアーはビザの取得が間に合わず2026年3〜4月に延期され、フロリダ、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ニュージャージー、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、メリーランド、バージニアの各州で日程が組み直された。今年4月にはトロントでも公演を行っている。
1988年7月31日にオランダのズーテルメールで生まれたGuldemondは、アイントホーフェンのシンフォニック・パワーメタル・バンドShadowriseで、2009年の結成から2019年の解散までボーカルを務め、EP『Escape from Shadow Island』(2016年)とセルフタイトル・アルバム(2018年)を残した。2013年から2015年まではSynergy Protocol、2017年から2018年まではMagoriaでも歌っている。AyreonやEllefson-Sotoの作品にゲスト参加したほか、今年はBloodhunterの「The Path That Never Ends」、Valiant Sentinelの「Neverealm」に参加。YouTubeでは、W.A.S.P.、Iron Maiden、AC/DC、Slayer、Pantera、Judas Priestなどのカバーを披露するソロ・プロジェクトも展開している。
Burning Witchesは2015年、女性だけのメタル・バンドを作ろうとしていたギタリストRomana Kalkuhlの呼びかけで、スイス・アールガウ州のブルックで結成された。2017年にNon Stop Music Recordsからセルフタイトル・アルバムでデビューし、2018年にNuclear Blastと契約して、同年『Hexenhammer』を発表。現在のメンバーは、Kalkuhl、ベースのJeanine Grob、ドラムのLala Frischknecht、ギターのCourtney Coxらだ。



